雑草たちの生き様
こんにちは、富山支店のTです。兼業農家です。
9月28日何とか無事、大まかな秋の田仕事(草刈りと草取り~稲刈~臼擦りと袋詰め)を完了しました。
今年も夏は酷暑・秋は長雨で、天候による稲刈りの調整や雑草の激しい繁殖への対応に苦慮しました。
「雑草」と言えば、福音館書店様発行の「雑草のくらし」(甲斐 信枝様作)という絵本があります。
空き地の雑草の世界の5年間を描いた観察絵本 (福音館書店様HPより)です。
緻密な観察による美しい絵で展開された、草たちの生き様を描いたとても良い絵本です。
雑草(すなわち望まれぬ場所に生える草)は驚異的な適応力と非常に強い旺盛な繁殖力を持ち、
短い生育サイクルで常に厳しい群雄割拠の世界を生きております。
そのことを証明するかのように、あぜ道等の草刈を終えたと思ったら
数日後には別の種類の草が生えていました。
雑草の視点から見ると「雑草のくらし」の本文そのもの、
正に生き残りをかけた競争の激しい諸行無常の生涯です。
しかし、農業(稲作)をする視点からすると稲の栄養を取っていく厄介なもので、
草刈り・草取りや除草剤使用は致し方ありません。
いつのまにかあぜ道に生えていた彼岸花や名も知らぬ可憐な白い花(写真)を見て、
草刈をしたことで彼岸へ向かわせてしまった雑草たちへ供養や哀悼の念を感じました。


追記:家に生えている、この木の実はサンザシらしいです。
